ゆるふわコンサルタントの日常

設計エンジニアから業務コンサルタントに転職、その経験談や仕事術を綴ります。

【簿記2級】間違えやすいポイントまとめ

業務コンサルタントのT(@T14764)です。

 

今回は、仕事内容紹介ではなく特別編です。

第151回日商簿記検定2級試験合格に向け、こつこつ手元にメモっていた、問題で間違えやすいポイントを公開します。

僕はこのポイントを抑えていたお陰か(?)、無事1発合格できました。

受験予定の方、初学者の方や、試験前の最終確認に役立てていただければと思います。

 

 

長いので、気になるところだけ見て下さい。

 

※下記知識は、痒い所に手が届く系の、重要ですが細かいものが多いです。

本来は、全体像をきちんと理解した上で知っておくべき知識です。

僕が全体像を理解する上で使ったテキストも、

巻末にご紹介しておきますので、そちらも参考にして下さい。

 

 

商業簿記

 

全般

 

・会計期間

 1月始まりの問題もあるので注意。

 

・手数料の扱い

 手形であれ、株式であれ、その勘定に含める。

 特に手形は、受取手形が不渡手形になったとき、

 手形の額面が受取手形から変わらなそうな気がするが、

 手数料分高くなるので注意。

 

資産

 

・売上取り消し処理

 商品の売り上げ分として現金を受け取っていたが、出荷漏れがあった場合、

 売上を取り消すのは良いが、相手勘定は現金ではなく前受金となる点に注意。

 なぜなら、現金を返金しているわけではないため。

 売り上げたと思って記帳した仕訳   :現金/売上

 実際の状況を反映したあるべき仕訳  :現金/前受金

 よって、修正仕訳(売上取り消し処理):売上/前受金

 

仕入割引

 仕訳は以下となる。

 買掛金/当座預金仕入割引

 早めに払うことにより、銀行の利息相当分を

 割り引いてもらう意味合い。

 その分、当座預金からの支払い分が減る。

 P/Lの営業外収益

 

・売上割引

 P/Lの営業外費用。

 

・売上割戻

 前期分に対しては、売上割戻引当金/売掛金

 当期分に対しては売上/売掛金(逆仕訳)

 

・関係会社株式

 子会社も関連会社も、B/Sではこの勘定名となる。


・荷為替手形

 問題例:売上A円の8掛けの荷為替を取り組み、

 割引料B円を差し引き、残額を当座預金とした。

 仕訳は以下となる。

 当座預金 A×0.8-B / 売上高 A

 手形売却損 B

 売掛金 A×0.2

 

・割賦販売

 割賦購入などで手形購入した固定資産は、

 購入金額が取得価額となる。支払額は手形額である。

 支払額(手形額)と取得価額との差は、手形払いの場合、

 前払費用or長期前払費用となる。

 (前払費用か長期前払費用かは、手形の支払い完了が

 期首から1年以内か1年より後かによって決まる)

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